冬至に運のつく食べ物
冬至に運気アップするチャンス!
冬至は一年で一番太陽の位置が低くなる日。この日を境に再び上昇することから、運気も上がると言われていました。
いろはの一番最後である「ん」もまたはじめに戻って運気が上昇するとのことから「ん」のつく食べ物を食べると運気があがると考えられていました。
以下の食べ物は「ん」が2つ入るものとして好んで食べられていたようです。
写真は2016年の我が家の夕食。
なんきん(かぼちゃ)
本来夏にとれるかぼちゃですが、長期保存が効き、冬にビタミンやカロチン豊富なかぼ ちゃを取ることで、風邪の予防にもなるという昔からの知恵でもあります。
冬至といえば、かぼちゃ。今夜は塩煮に。
レンコン
レンコンは穴が空いており、見通しがよい、と縁起のよい食べ物と考えられていました。 喉や気管支によいとも言われており、この時期に食べたい食材の一つです。
酢バスにしています。
寒天
寒天は食物繊維が豊富で、体のお掃除にも役立ちます。
キウイときんかんを番茶の寒天液をつかって錦玉に。
ぎんなん
古くから食用として親しまれているぎんなんは、1000年たっても実をつけるとも言われるほど生命力が強く、ビタミンC、カロチンなどの栄養も多く含まれています。
銀杏を入れて、銀杏ご飯に。
きんかん
ビタミンCの含有率は果実の中でも高いきんかん。冬の風邪予防、喉の炎症を鎮める効果も。
本日は塩で甘露煮に。
饂飩(うんどん)
「うどん」は温かい食べ物として「おんとん(温鈍)」と呼ばれ、それが「うんどん」となり、第二音節が抜けて「うどん」となったと言われています。運に通じると考えられていたようです。
本日の麺は、おこめんというお米で作られたうどんです。
ごぼう、人参、レンコン、こんにゃくをけんちん汁に。
にんじん
カロチンの語源はキャロットとも言われるほど、ビタミンが豊富。
花形にして塩煮に。
柚子湯に入るのはなぜ?
冬至=湯治 柚子=融通(が効く)
語呂合わせもありますが、運気を呼び込む前に、邪気を払う意味もあります。
香りの強い柚子が邪気を払うと考えられていました。
端午の節句の菖蒲湯も同じ考えですね。
もちろん、それだけではなく、柚子湯で血行を促進したり、果皮に含まれるクエン酸やビタミンCに美肌効果があったり、香りでリラックスできるのもいいですよね。
我が家でも今夜は柚子湯でした。