花粉症対策クッキー
花粉症の症状を和らげる食材は?
生姜、黒胡椒、山椒が花粉症の症状を和らげると聞いたので、ちょっと調べてみました。
生姜
生姜に含まれるショウガオールとよばれる成分はヒスタミンを抑える効果があります。またアレルギーのもとになるIgE抗体の産生を抑え、花粉症の悪化を防ぎます。
黒胡椒
未消化物を浄化して詰まりをとる効果があると言われてます。
山椒
山椒の持つ独特の香りは「ジテルペン」という成分によるもの。ジテルペンには、免疫細胞を活性化し、抗酸化作用を高める効果があります。
そもそも花粉症ってなんでなるの?
花粉症は、花粉に対して人間の体がアレルギー反応をしめすことによって起こります。
アレルギー反応とは、本来私たちの体を守る仕組みである「免疫」が、過剰に反応することです。
そのため、花粉が鼻や目に入ると体が花粉を外に追い出そうとして、くしゃみや鼻水、涙などの症状が現れるのです。
なりやすい人、なりにくい人がいるのはどうして?
花粉に晒される量が多いとなりやすい、というのはもっともだと思いますが、意外と自然豊かな場所に住んでいる人の方で、花粉症がひどいとあまり聞かないし、むしろ都会に住んでいる人から花粉症がひどくてね〜!
なんて話をよく聞きませんか?
確かに、アレルギーはお風呂にお水を貯めていくようなものという例えがあるように、体にだんだんと蓄積されていき、お風呂の水があふれるように、体も花粉に反応し、アレルギー反抗を起こすとも言われていますが、花粉の量の問題だけではなさそうですよね。
本来、体は自分自身を守ろうとして、追い出そうとしてくれて、くしゃみや鼻水、涙を出してくれます。
誰しも埃っぽい場所にいったり、あるいは香辛料などをふとしたはずみで吸い込んだりしたら、くしゃみが出ますよね。
花粉症は、そういう自己防衛機能である『免疫』の暴走行為とも言えます。つまり、免疫力が弱いと過剰に反応しやすいので、いろんなストレスに晒されて免疫力の弱っている人がなりやすいともいえるでしょう。
当たり前のことですが、規則正しい生活、暴飲暴食を避け、適度な運動をすることがあらゆる不調を防ぐことになりますね。
話が長くなりましたが、冒頭の三種が花粉症に効くらしいということで、効くかどうかは別として、クッキーにしてみましたよ。
もちろん、バターや卵、砂糖を使ったお菓子では逆効果。
米粉を使い、油や甘味料を少量、豆乳を泡立てて、ベーキングパウダーや酵母も使わずに焼きました。
花粉症の改善には、玄米や根菜類などで体を緩ませない方が効果的なような気もしますが、このクッキー、ちょっとスパイシーで、鼻に抜ける感じが、気分的には花粉症に良いかも?という感じのものですね。
花粉症ではない人でも、普通に美味しいクッキーです(笑)
花粉症を防ぐ方法は?
実は、勝負は花粉症の季節の前にあります。
花粉が気になってからでは遅いのです。
冬の間に、免疫力を高めるお食事をちゃんとして、体を調えておくことが大切なんですね。
効果があると言われる食材はいろいろありますが、日本の素晴らしい発酵食品を摂るということも、効果が期待できます。
私の場合、小さな頃からアレルギー性鼻炎と言われ、花粉の時期になると、くしゃみや鼻水が止まらなかったのですが、玄米菜食の食生活を心がけてからは緩和されました。
そして、さらに改善されたと実感したのは、なんと会社を辞めた年のこと。
3月末に退社しましたが、その年のゴールデンウイークに、夫から、今年は花粉症が出ないね〜っと言われたのでした。
そして近年は、発酵食品を作るようになり、食卓にはいつも季節の漬物を出すようにしたら、普段のちょっとした不調なサインもあまり感じられなくなりました。
私の場合は、一年中乗馬をしているので、外で体を動かすことが習慣になっているのも、大きなポイントかもしれません。
今から改善させましょう!
もう花粉の時期ですが、諦めないで今から改善させましょう!
規則正しい生活、暴飲暴食を避ける、発酵食品をとる、適度な運動。十分な睡眠。
適度な運動は、一番良いのはウォーキング!
いつでもどこでも誰でもできる運動です。
通勤の際に一駅分歩いてもいいのです。
その時、できればヒールではなく、歩く専用の靴に履き替えられるといいですね。
軽い運動を始めるのに一番いいのは、まだ少し肌寒い今の季節です。
この時期に少しずつ体を動かしてあげると、だんだん気温が上がっていっても体がついていけますよ。
暖かくなってからでもいいのですが、汗をかきやすくなり、慣れていないとすぐに疲れてしまいます。
少しずつでもいいので、自分の体が改善できる習慣を身に付けたいですよね!