何故女性の平均寿命は長いのか?
女性の平均寿命が長いのは日本だけではないのです
日本女性の平均寿命は86.83歳と、3年連続して世界一。
男性の平均寿命も、80.50歳と世界3位ではありますが、その差は約6歳もあります。
実は女性の寿命が男性よりも長いのは、世界的な傾向なのです。
先進国、開発途上国を問わず、多くの国で女性の方が長寿の傾向にあります。
アイキャッチの写真には特に意味はないのですが、能天気な私の表情からして、女性の方が長生きしそうだな?となんとなく思いますよね〜(笑)女性が長寿である理由は幾つかあるようなんですよ。
その1 女性ホルモンの働きに理由がある
女性ホルモンの「エストロゲン」には血圧を下げたり、悪玉コレステロールの血中濃度を下げたりする働きがあります。
そして、女性には生理という周期があり、毎月毎月、自分の体調に向かい合うことが習慣となっていますね。
生理の時の微妙な体調を受け止めて長年生活をするわけですから、自分自身の変化にも敏感であることも、長寿の理由の一つであると言えるでしょう。
その2 痛みやストレスに強い
女性の特徴として、やはり出産があげられます。
十月十日お腹の中に赤ちゃんを宿し、育んでいく女性。体の変化に対し、その肉体的負荷やストレスにも耐えられるのが女性です。
また、出産の痛みを受け止められるのは、次世代の命を引き継ぐために女性に備わっているちから。
新しい命を身ごもり、出産するために、柔軟に受け止めるだけの身体的能力の高さが長寿につながると考えられます。
その3 基礎代謝が男性と比べて少ない
基礎代謝とは、生きていくために必要最低限のエネルギーのことです。
女性は男性よりも、基礎代謝が低く、低エネルギーで生きていくことができるようです。
基礎代謝量が少ないということは、老化の元となる活性酸素ができくくなるので、一般的に長寿に結びつくようですね。
その4 日々の献立作りに秘訣が・・・?
一般的に、女性が日々の食事作りを行っていることが多いですよね。
家庭を持ち、家族が増えたら妻として、母として、家族の健康のために、毎日料理は欠かせない方が、一般的には多いと思います。
その日々の献立作り、子供が好きな物、旦那様が好きな物を考えて作ることが多いとは思いますが、今日は冷えるな〜とか、今日は蒸し暑かったわ。などという、作る人の体感によって献立が左右することが多いのでは?
無意識のうちに、料理を作る人の体調、周りの環境、季節によって、自分に必要なものをチョイスして料理していることが多くなります。
つまり、一般的に女性が男性よりも長生きなのは、自分の体調によって、無意識のうちに自分に必要な食事を作ることにも、理由があると思います。
料理をすること自体が、長生きの秘訣!
自分自身の体調の変化によるサインを知らず知らずのうちにキャッチし、その時の体調に必要なものを作るということのほかに、料理は手順や効率を考えながらするので、頭の活性化にも繋がります。
また、言わずもがなですが、手先を使いますので、それだけ脳からの指令を与え続けることも重要ですね。
そして、食べて美味しかったら、幸せな気持ちになるでしょう。
誰かが一緒にいて、美味しかったよ!と言われたらなおのことです。
お料理をするということは、何も女性に限ることではありませんね?
男性も、元気で長生きしたかったら、お料理をする事をお勧めします。
そして、なるべく季節にあった食材や、自分の体調にあった料理を作れるようになるといいですよね。
マクロビオティックは、動物性のものを取らないから健康によいのではなく、その人の体調や住んでいる環境にあったものを食べましょう!ということを基本としています。
お料理は、自分自身の体調や気持ちと向き合う時間。
難しく考えないて、自然に添ったお料理ができるとなおいいですよね。