七夕に食べるもの
日本の七夕は、中国の伝説と日本の神事が合わさったもの
日本古来の行事として、
乙女が着物を織って棚にそなえ、神様を迎えて秋の豊作を祈り、人々のけがれをはらう
という神事が行われていました。
日本の七夕は、日本の神事と中国の伝説、彦星と織姫と奈良時代に中国から伝来した乞巧奠(きこうでん)という行事が合わさったものと言われています。
七夕の願い事は、短冊に書いて7月6日に飾ります。
ご利益のある願い事は、技芸の上達とされています。
七夕の食べ物って?
端午の節句の柏餅のような行事食のイメージは薄いのですけど、七夕の食べ物といえば、そうめん?
天の川をイメージさせるとか、織姫の織り糸に見立てているとかが、七夕にそうめんを食べる理由のようですが、実は平安時代の書物に、七夕にそうめんを食べると大病にならないと書かれているそうですよ。
暑くて食欲がなくなる季節に、食べやすく、さっぱりとしているからでしょうか・・・
お中元の定番でもありますね。
オクラや長芋を加えたそうめん。サラダ仕立てにしています。
ゴマだれに薬味。
そうめんを皿盛りして天の川をイメージしてます。
別名、笹の節句
笹の木は神様が宿る神聖な木とされていたり、冬でも枯れずに青々としているので、邪気を払う力を持つを考えられていたようです。
笹の葉に願い事を飾るのは日本特有の風習とか。
笹の葉には殺菌作用もあり、笹の葉で包んだものを食したりもするそうですよ。
こちらは笹で包んだちまき。
うちではもち米の玄米を5分つきにしたり、分つきのもち米とうるち米を合わせて作ります。
一晩水につけて、翌日笹に包んでそれを茹でて、きな粉などをつけていただきます。
素朴な食べ物なので、素材の味が決めてですね。