お彼岸
春分と秋分の日を中日とし、前後3日間の計7日間がお彼岸の日です。
今年は3月20日が春分の日でした。
実はお彼岸は元々の由来は古代インドから来ています。
サンスクリット語、仏教用語の「波羅蜜」が「お彼岸」という意味であるようです。
日本に伝わり、風習として行われるようになったのは、平安時代からと言われています。
太陽が登る東を私たちがいる世界と考え、太陽が沈む西を亡くなった故人の世界と考え、故人への想いが一番通じやすくなると考えられている日です。
季節によって、春は「牡丹餅」秋は「お萩」をお供えしていますね。
小豆の赤い色は、邪気を払う食べ物として、ご先祖様への供養に使われていたと言われています。
この習慣は江戸時代から始まったと言われており、その当時は大変高級で貴重だった砂糖を使って、あんこにしてご先祖様にお供えし、邪気払いや願いを祈っていました。
写真はマクロビ牡丹餅。小豆をデーツと一緒に炊いて甘くしています。