お台所の薬箱 AtoZ かぼちゃ
かぼちゃの収穫ピークは夏なのです
なんとなく、秋がシーズンのように思えますが、実はかぼちゃの収穫のピークは夏なのです。
まあ、種類にもよりますけどね。
収穫直後よりも、貯蔵したものの方が甘みが増して美味しいそうですが、昨年とても美味しい三浦のかぼちゃを教えてもらい、今の時期から美味しいかぼちゃ料理を堪能中。
冬至にかぼちゃを食べるのは、野菜が不足しがちなその時期まで貯蔵して食べることができ、また、カロティンやビタミンも豊富なため、風邪の予防にもなるという理由です。
しかし、貯蔵が効くと言っても、1年中ある訳ではなく、春先には日本のかぼちゃはほとんど姿を消します。
この時期見かけるのは、海外のものが多く、初夏くらいから、だんだんと日本でできるかぼちゃは北上していき、関東での収穫は夏にピークを迎えます。
かぼちゃは腎臓の働きを強化する作用が・・・
カロティンやビタミンが豊富なので、粘膜を丈夫にして、風邪の予防にもなりますが、腎臓の働きを助けてくれる作用もあります。
腎臓の働きが悪いとむくみやすかったり、糖尿病の原因になったりもしますが、かぼちゃは利尿作用があり、穏やかにからだの機能を調えてくれると昔から言われています。
だからと言って、かぼちゃのケーキや甘く煮たかぼちゃではその効果は期待できず、あずきとかぼちゃを塩で煮たものや、昆布と一緒に煮て、塩で調えたものが、その効果を発揮してくれるようですね。
マクロビオティックのお手当にも通じる、料理です。
美味しいかぼちゃはシンプルに使ってこそ、味が生きます!
体質改善のためのお料理には、お菓子は向きませんが、健康な方は、かぼちゃの甘みとうまみを生かしたマクロビスイーツはいかがでしょうか?
美味しいかぼちゃは、それだけで食べても十分なうまみがあり、お菓子の材料としても、とても魅力的です。
自然な甘みを生かして、甘味料を少なくしても、十分食べごたえがありますよ。
ねっとりとしたかぼちゃのケーキ。かぼちゃ好きにはたまりません!
ほとんどかぼちゃ!
マクロビオティックのお菓子なので、バターや生クリーム、卵、お砂糖を使いませんが、かぼちゃ好きの方には、かぼちゃの風味そのままで、きっと気に入ってもらえると思います。
坊っちゃんカボチャの丸ごとプリン
私のレシピでも人気のスイーツ。
お教室で習ってくださった方も多いと思います。
昨年の秋はこのかぼちゃプリンのレッスンは行いませんでしたが、リクエストを多くいただいているので9月中旬から10月末にかけて、レッスンを行う予定です❤️
一人丸ごと作ってもらいますよ。
レッスンのスケジュールはこれから決めますが、ご希望の方はご都合の良い日を先にお知らせくださいね。