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秋茄子は嫁に食わすな、は意地悪?それとも?

 

秋茄子は美味しいので、勿体無いから嫁には食わすな、という姑の嫁いびりという意味と、茄子は体を冷やす、あるいは、種が少ないので、子供ができないといけないから嫁には食べさせるな、という体を気遣っていうという意味にも取れる言葉ですね。

実際のところはどちらなんでしょうね?
私はお嫁さんの体を気遣っての言葉だと思います。

確かに、茄子は陰性な野菜で、体を冷やすと言われています。
一年中スーパーにはありますが、旬は夏から秋にかけて。

夏はやっぱり茄子が美味しく感じられるのは、体が涼を求めているからなんですね。。。

夏野菜は、茄子に限らず、水分とカリウムが多く含まれており、水分と一緒に体内の熱も排出するため、ほてった体を冷ましてくれます。
季節的には理にかなった食べ物ですが、ナトリウムなどの他の栄養が少なく、水分と一緒に体内のナトリウムも排出してしまいます。

ナトリウムは暑い夏には、熱中症予防に欠かせないミネラルの一つですので、食べ方に工夫が必要です。

漬物にしたり、醤油や味噌を使っての料理で補って美味しく食べるのがオススメ。

写真の焼き茄子には、胡麻味噌だれを合わせています。

茄子の皮にパワーがある!

 

栄養があまりないと言われる茄子ですが、茄子のヘタを使ったお手当法もあるんです。

紫色の茄子の皮には、アントシアニン色素の一種、ナスニンという成分が含まれています。
ポリフェノールの仲間なので、抗酸化作用があり、活性酸素を抑制すると言われています。

その性質を生かしたお手当方法として有名なのが、茄子の黒焼きです。

口内炎や歯槽膿漏に効くの?!

マクロビオティックのお手当法としても有名ですが、古くから茄子のヘタを黒く焼いたものが、口内炎や歯槽膿漏に効く、と伝えられてきました。
おばあちゃんの知恵袋みたいなものですね。

ナスニンには抗酸化作用があり、活性酸素を抑制すると言われています。

酸化により免疫力が下がると、歯周病菌に対する抵抗力も下がってしまうので、茄子のヘタの黒焼きによって、体内の活性酸素を抑え、口内環境を整えることによって、歯周病菌の繁殖が押さえられると言うわけなんでしょうね。

茄子のヘタの黒焼きは市販されていますが、自分でも作れるみたいですよ。

いろいろな作り方があるようですが、簡単に書くと、茄子のヘタと皮を炭状になるまでホイルなどに包んて焼き、同量の塩と一緒にすり鉢で粉状にすれば完成です。

茄子もスイーツになりますよ〜!

 

赤ワインとりんごジュースで作った、茄子のコンポート
イチジクのような味わいです。

暑〜い夏に、ほっとする美味しさですよ。

茄子は収穫が始まると、有り余ってしまうことも多いようで、もしたくさんできてしまったら、たまにはスイーツもお試しくださいね。

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