【レシピ】かぼちゃとにんじんのスープ

かぼちゃやにんじんはカロチンが豊富

キャロットはカロチンから来ているとも言われています。

一年中出回っているにんじんですが、春にんじんの旬は4月から7月、冬にんじんは11月から12月にかけて。夏の時期は北海道産が多く出回ります。

かぼちゃもビタミンAやカロチンが豊富。免疫力を高めます。

かぼちゃの収穫は夏から秋にかけて。貯蔵が効きますので、貯蔵して糖度が上がった状態で冬にも美味しく食べることができます。

美容とストレス解消のクミン

冬のスープとは違うので、少し軽さを出したくて、クミンをちょっと効かせました。

古代から栽培されている「クミン」はセリ科の一年草で、種子(シード)がスパイスとして用いられています。

辛さはありませんが、その香りでカレーを連想する方も多いですね。

クミンは体内の循環を円滑にし、利尿作用や胃腸内ガスの排出を促進し、体内から毒素や老廃物を取り除きます。
インドやヨーロッパでは薬用としても使用されているとか。

血液サラサラ玉ねぎ

今回のスープには玉ねぎも使っています。

玉ねぎの辛味成分「硫化プロピル」や香り成分「アリシン(硫化アリル)」などの硫黄化合物には中性脂肪・悪玉コレステロールを低下させる作用によって血液をサラサラにしてくれる効果、毛細血管を広げる血流を改善する効果があります。

玉ねぎを食べると血液がサラサラになると言われるのはこの硫黄化合物たちの働きによるもの。
血液サラサラ効果と血液循環がよくなることから冷え性に良い食材とも言われてます。

上にかけているのは、豆乳を少し温めて泡立たせたもの。
美味しいオリーブオイルにパプリカを振ってアクセント。

【レシピ】二人分
玉ねぎ 65g にんじん50g かぼちゃ200g オリーブオイル 小さじ1 クミン 小さじ1/2 水 300cc 塩 適宜
豆乳 50cc オリーブオイル、パプリカ 適宜

【作り方】
1.玉ねぎ、にんじんは薄切り、かぼちゃは3cm程度に切っておく。
2.鍋にオリーブオイルを入れ、クミンを加えて火にかけ、香りを出す。
3.玉ねぎ、にんじん、かぼちゃを炒め、しんなりしてきたらひたひたの水を加えて柔らかくする。
4.柔らかくなったら残りの水を加えて、さらに柔らかくなるまで煮てミキサーで滑らかにする。
塩を加えて味を調える。
5.豆乳を温め、泡立ててスープの上から注ぎ、上にオリープオイルとパプリカをアクセントにかける。

私も好きなスープの一つ。美味しいかぼちゃで作ってみてね!

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