梅雨時の食べ方
天候の変化に体も疲れる時期
雨が降って気温が低下したと思ったら、晴れて急に蒸し暑くなったりと、天候の変化に体が疲れる時期ですよね。
暑さにも体が慣れてなく、そんな時は食欲も落ちてしまいます。
無理にたくさん食べようとしなくてもいいのですけど、疲れから抵抗力が落ち、風邪などもひきやすくなるため、日常の食事にも注意をしたいです。
玄米が少し重く感じるようなら、分搗きにしてみたり、押し麦などの少し軽く感じる雑穀を混ぜたり、また、酢を効かせた巻き寿司のようなものも、さっぱりとして美味しくいただけます。
梅雨時には、お日様を浴びた乾物を食べやすく
雨の日続きで、陰湿な天候の時には、天日干しされた乾物のパワーが助けてくれます。
とはいえ、蒸し暑い時期に、冬と同じように乾物を調理すると、ちょっと重く感じて食べにくいかもしれませんね。
そういう時は、例えば切り干し大根なら、野菜と一緒に炒めて仕上がりを軽くするとか、ひじきならサラダのように酸味を効かせる料理にしたりと、いつもの煮物にちょっと味付けを変化させてみましょう。
また、この時期は湿気が多いので、乾物類はひと夏を越さないようにと言われています。
乾物類の在庫整理を兼ねて、余っていたものも使い切るようにしましょう。
夏野菜の出始め、食べ方に工夫を
走りの夏野菜が出回る時期です。
この時期、体調を崩しやすいので、生野菜をボリボリと食べるのは少し控えた方がいいかもしれません。
きゅうりなら、塩もみをして胡麻和えや、さっと炒めて食べると体を冷やし過ぎません。
レタスなども、さっと湯通ししてしゃきしゃきした食感を残しながら、醤油やごま油といただくのもいいですね。
梅雨時こそ、やっぱり梅!
梅の旬であるこの時期、梅雨時の体の不調にはやっぱり梅干しが助けてくれます。
梅干しに含まれるクエン酸などが代謝を促し、体にしゃきっと喝を入れてくれます。
また、梅干しには強力な殺菌パワーがありますので、ものが傷みやすい梅雨時のお弁当にも必須アイテムですね。
蒸し暑くなるとご飯が食べにくくなる時もありますが、こういう時には梅の酸味がさっぱりとしますね。
玄米と生姜、わかめのチャーハンに梅の葛餡かけです。
梅雨時は、意外と体が冷えている人が多いので、梅干しの酸味と葛あんとで体の不調予防にぴったりです。
1日の疲れはお風呂でさっと流しましょう
暑くなるとシャワーだけですましてしまう人もいらっしゃるかと思いますが、疲れている時こそ、湯船に浸かって体を温めてあげましょう。
湯船に浸かることにより、血流が改善し、疲れの緩和に役立ちます。
1日頑張ってくれたカラダも、お風呂で浮力が働き、筋肉が弛緩しますので、心身ともにリラックスできますよ。
おまけ:パンダちゃんのクッキー、豆乳クリーム。