市販のおやつを真似して作ってみたよ SOYJOY編
今回はSOYJOYを真似っこしてみました!
原材料を見てみよう!
パッケージの裏側を見ると、原材料が書いてあります。
このお菓子は、
大豆粉(国内製造、遺伝子組換えでない)、マーガリン、大豆パフ(大豆タンパク、タピオカでん粉)、砂糖、パパイヤ加工品、パイナップル加工品、難消化性デキストリン、食塩/香料
と書かれています。
ご存知かと思いますが、原材料表記は、使われている量が多い順に書いてあります。
このお菓子は、膨張剤が使用されていませんね。ベーキングパウダーや重曹、酵母なども使われていません。
マーガリン 植物性油脂(もしくは動物性油脂)を原料とし、バターに似せて作った加工食品。もう何年も使っていない食材のひとつ。
ココナッツオイルを使おうかと思いましたが、うちにあったsoy spreadという、大豆由来のビーガンスプレッドを使用しました。
大豆パフとは?脱脂大豆由来原料と澱粉質原料を含む含水原料を加圧加熱し押し出して膨化させたもの。
この、澱粉質原料というのが、タピオカ澱粉ということなのでしょう。
これも検索するといろいろでてきますが、私はうちにあった玄米フレークで代用しました。
砂糖はメープルシロップで代用。
パパイヤ加工品、パイナップル加工品 ドライマンゴーとデーツで代用
難消化性デキストリンとは? 人の消化酵素によって消化されない、難消化性のでんぷん分解物のこと。
天然では熟した果物などに含まれている水溶性食物繊維の一種で、食品工業では、とうもろこしの澱粉分解物からつくられた難消化性デキストリンが流通しています。
難消化性デキストリンで検索すると、すごい量の商品がヒット!
難消化性デキストリンは、医薬品のような強力な改善効果はなく、緩やかな作用で、食後血糖値上昇抑制作用、脂質異常症予防、便秘予防、肥満予防、糖尿病予防、脂質代謝を調節して動脈硬化の予防、大腸癌の予防等が確認されています。さらに、免疫強化、腸内感染の防御、腸管運動の促進といった作用のあることがわかっています。(ウィキペディアを参照しています)
これに関しては、うちにある*グバのコ(グリーンバナナの粉、難消化性でんぷん レジスタントスターチ)があったので、それを少量入れました。
食塩は少々
香料はもちろん不使用。
SOYJOYって現在11種類くらいのラインナップなんですよね。
それぞれの原材料を見ると、大豆粉、マーガリン、難消化性デキストリン、塩、香料あたりは各フレーバーに使用されています。
それぞれで使われているものはもちろん少しずつ違うのですが、卵や乳加工品、アガベシロップ、イヌリンなど、使用されているものとされていないものがあり、それぞれに開発する時の工夫や苦労がしのばれます。
今回参考にしたのはソイジョイ クリスピー プレーン。
プレーンだけに、材料が比較的シンプル。マーガリンと砂糖が使われていますが、代用品を使ってみました。
実際に作ってみよう!
作り方は、見た目からビスコッティのレシピを参考にしました。
主なビスコッティのレシピにはオイル的なものは使われておらず、水分として豆乳やりんごジュースなどが使用されています。
また、ベーキングパウダーのような膨張剤が使われていました。
が、今回はあくまでもSOYJOYもどきを作る実験なので、オイル的なものはsoyspreadを入れ、水分は必要なら足す(結局いらなかった)ことにし、ベーキングパウダーなども入れませんでした。
ここがポイント!
材料として多少異なりますが、まずは、生地をまとめて、厚みを持った塊にし、全体を焼いてから、カットして再度焼くという、ビスコッティの焼き方を参考にしてみました。
じゃ〜ん!完成!
焼きすぎたあ〜!!
これでは普通にグルテンフリーのビスコッティだあ〜!!
でも、適当に材料合わせて作った割には、意外にもよくできましたよ。
SOYJOYのあの独特の食感とは違って、サクッサクになりましたし、ドライフルーツが焦げたけど、でもちゃんと美味しくできました!
今回、SOYJOYの真似っこなので、グルテンフリーですが米粉は不使用。
大豆粉は米粉よりもカロリーは高いけど、糖質は低いのです。
中身にナッツやほかのドライフルーツを入れたり、カカオニブ入れたり、キャロブいれたりしたら、いろんなバリエーションが作れそうです!
レシピ参考まで
大豆粉50g ソイスプレッド 40g 玄米フレーク 10g タピオカ粉5g メープルシロップ 15g ドライフルーツ(マンゴー、デーツ)15g *グリーンバナナの粉 10g 塩 少々
*よりどころで取り扱い有り
180度のオーブンで20分焼き、取り出してカットし、断面を上にして、180度で20分(二回目の焼く時間と温度は改良の余地有り)